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近現代の社会・人間とランドスケープ〜「景観」という価値の出自とこれからをかんがえる〜

 721(金) 1800-1930 景観セミナー/レクチャーシリーズ2023,第3回「近現代の社会・人間とランドスケープ〜「景観」という価値の出自とこれからをかんがえる〜 」,講師:中井祐さん


まずヴィスタ-アイストップ(西)とヤマアテ()の異同からお話しが始まりました。その後、近代的な自我と美しい景観の成立へ進められた考究は、伝統共同体の解体と逆対応の、強い公共とバラバラな個人の相互依存へと展開されました。そのうえでこれからはバラバラな個人がいかに新たな関係性をつくるかという、いわばデモクラシーの更新ということに、うつくしい景観の生成の方向性があると説いてくださいました。まことに見事な論理展開と問題提起です。

いっぽう、その方向性の道筋は、何に基づいていくのでしょうか。自然でしょうか。新しい都市の形(フレーム)でしょうか。中井先生は「愛」、とおっしゃいました!